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さて、5ページにわたり解説してきた「ポトシ地方のチャランゴ奏法」、いかがでしたでしょうか? 今回は、普通のナイロン弦チャランゴで弾く事を前提として、説明してみましたが、全体的に「テクニック」に偏った説明になってしまいました。少し反省しています。 とはいえ、曲の独特な雰囲気を表現するためには、最低限のテクニックが必要なことは間違いありません。今回の説明で興味を持った方、是非とも自分なりに、ポトシ地方の曲の「味」を出すよう、右手の弾き方などを工夫して見て下さい。奥が深いですよ。 「味」とは何か、私には力不足で説明できません。皆さんで工夫して見て下さい。人に聞くことも重要ですが、現地の曲を聞くのが一番だと思います。 興味を持った方には、ぜひスチール弦チャランゴを入手して、弾いてみる事をお勧めします。ナイロン弦とは全く違う世界が広がる事、間違いありません。必ずや、その響きに中毒になることでしょう。 また、ポトシ地方で使用されるチャランゴのチューニング(調律)方法は、数え切れないほど沢山あるそうです。でも、私はよく知りません(本当に)。ここにお立寄り頂いている人の中には、よくご存知の方もいる筈だと思いますので、そういう人達を頼るのも一つの方法かもしれません(^_^;)。 最後になりましたが、私にポトシの音楽の素晴らしさを教えてくれた諸先輩達、グルーポ・インペリアル・ポトシの愛すべき相棒達、そして、素晴らしい音楽を教えてくれている現地ミュージシャンの方々に、心から感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。 |
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