ケロヨンのフォルクローレ
〜 ポトシ地方のチャランゴ奏法 −右手の弾き方−〜


ここでは右手の弾き方(リズムの刻み方)を紹介します。
フォルクローレのリズムの刻み方は「8分音符」「16分音符」「3連符」などから、少しズレています。
だから音符で書くのは非常に難しい。そうはいっても、何とか表現しないといけません。
ここでは音のファイルを頼りとすることにします
最初に断っておきますが、人によって弾き方はマチマチです。ここでは私が弾いているリズムの刻み方を紹介します。

1.一番基本的なリズムの刻み方
 普通のワイニョのリズムを以下のように書きます。
  □ ↑↓ ↑↓□

 (例)□と□の間が1小節
    太字が四分音符、細字が八分音符
    「↑:ダウン」、「↓:アップ」

 そうすると、ポトシ地方のワイニョのリズムは
  □ ↓ ↓ ↓ ↓□ と
   ‘3’‘3’‘3’‘3’   

  □ ↓ ↓  ↓ ↓ □の
   ‘ 7連符 ’‘ 7連符  ’

中間くらい?ということになると思います。

説明を書いた人間が言うのも何ですが、これだけ見てわかったら天才です。
とりあえず音を聞いて見て下さい。

 普通のワイニョのリズムの刻み方  → MP3(130kb)
ポトシ地方の基本的なリズムの刻み方 → MP3(154kb)


2.少し応用編の弾き方
 曲の区切りのいい部分などでは、こんな弾き方をすると雰囲気が出ます。

 (イ)□ ↑↓↑↓  ↓× ↓ □  MP3(127kb)

 (ロ)□ ↑↓↑↓  ↑↓↑↓ □  MP3(132KB)

 (ハ)□ ↓↑↓↑ ↓↑↓× ↓ □  MP3(142kb)

こんな弾き方を組み合わせれば、それっぽく聞こえると思います。
言うは易く行うは難し、ですが。気長にやって見て下さい。

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