ケロヨンのフォルクローレ 〜チャランゴソロ まず単音!〜



多分、チャランゴソロを弾いたことは、初めは単音の曲から
弾き始めたのではないでしょうか?
左手で指板を1箇所押えて、右手で弦を一本弾けばいいんだから、
ラクな筈だし。



 大学に入学して暫くの間は、フォルクローレのサークルの部室にあったテープを片っ端から聞き、ヒマさえあれば楽器を触ってました。5月に自分のチャランゴを買ったときは、とても嬉しかった記憶があります。
 そのうちエルネスト・カブールの「コンドルは飛んで行く」(現地ではルーチョ・カブールのアルバムとして売られていたと思います)に出会いました。エルネスト・カブールの音に魅せられましたねえ。


 そのうち、無謀にも太陽の乙女達Virgines del solをコピーすることにしました。
 実は私、テープで聞いて音を取ることがソコソコできた(勿論間違いもありますが)。高校時代からギターに触れていたことが幸いしたのかもしれません。
ともかく悪戦苦闘して数日過ぎるうち、自己流で弾くようになりました。
その時の弾き方をTAB譜で書きますと、以下のようになります。

(フ=ファ、フ#=ファ#です。念の為。)

 ##              #           
ミフソラシドレミフレミドレシドラシソラミフレミドレシドラシ
       01 0           0      
   0 3     3 2  2 0    3 2  2
02                 01        
      2  2  2 0      2  2 0  
  1 4          2 1         2 

人人親人親人親人中親中人親人親親人親中人人親中人親人親親人  (弦を弾く右手の指)


どうも私は、同じ弦で2音続けて弾くのが嫌いなようです。
しかし、結構忙しいフレーズで、なかなか弾きとおすのが難しかった。今でも上手く弾けるかどうかは、あんまり自信がないですねえ。


後日、カブールの本に載っているTAB譜を見ると、こう書いてありました。

 ##              #           
ミフソラシドレミフレミドレシドラシソラミフレミドレシドラシ
       01 0                  
   0235  5 352302 0          
024              4 01 0      
                     2 02 0  
                         4 24

人中人中人中人中人中人中人中人中人中人中人中人中人中人中人


まるでクラシックギターの弾き方のようです。結構意表をつかれました。
どちらがいいかといえば、まあ個人の好みでしょうねえ(かなりいい加減)。

私の好みを言わせて頂けば、同じ弦で二音続けて弾かない方が、一音一音の残響が残ってきれいに聞こえると思うんですが、いかがでしょうか?

CDやレコードを聞いてみても、あんまりクラシックギターみたいなスケールを使ってないと思うんですが、、、。それに、速いフレーズも弾きやすいし、、、。
というわけで、強引に結論!

(1)クラシックギターのように、左手の指遣いにカッチリした決まりはない!
(2)だからメロディを聞いてその都度考えればいい!


…って、これではいくらなんでも不親切過ぎる(笑)。
この音を弾く場合はここを押えることが多いでしょう、という一覧表を作ってみました。
あまり役に立たないかもしれませんが、ご参考までに

私がよく使う弾き方        (参考)カブールのような弾き方

  #       #         #       #  
ミフフソラシドレミフフソラ     ミフフソラシドレミフフソラ
        01235             01235
    02                0235     
012               0123         
      02                       
   0                           


カブールと並べて書くなんて、なんておこがましいヤツ。
皆様、申し訳ございませんm(__)m。


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